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産卵年中無休鶏 世界記録遂に実現す 「橋本氏(日詰)苦心の凱歌」

 (昭和14年11月1日「新岩手日報」報道見出し)



 光陰矢の如し。時流れれば記憶も流れ去る。世界に冠たる偉業を為したる偉人の足跡も人々の記憶から消え去ろうとしているように思われる。その半世紀前の事実を刻み込んだ碑に今一度、目を向けるべき時が訪れている。
 今、鶏卵が安価に供給されることに不思議を感じる人は誰もいない。それを当然のこととして考えようともしない。食は生存の基本であり、食の安定のための研究に人生を捧げて研鑽した偉人が岩手県紫波郡紫波町日詰にいたことを知る人は少なくなった。その事実を周知し、その功績を改めて顕彰するために橋本善太顕彰会を設立するものである。
 橋本家の菩提寺、紫波町日詰の勝源院の奥庭の名木逆槲(サカサガシワ)のほとりに功績を後世に伝えるために橋本善太頌徳碑が昭和32年に建立された。発起人は岩手県知事であった国分謙吉氏、岩手県議会議長であった村上順平氏、佐々木保五郎氏をはじめとする時の多くの著名人の名が刻まれている。
この度、平成の御代となりITの時代に相応しく頌徳の意を後世に伝えるためにホームページを作成するものである。

橋本善太頌徳碑 橋本君地上略歴 発起人一覧





本ホームページに掲載する文章、図画等は紫波町日詰橋本家に帰属します。
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